土地利用権における鑑定評価の実務Q&A

出版社:株式会社 清文社

  • 登録情報

    著者:
    黒沢泰
    出版社:
    株式会社 清文社
    ISBN:
    978-4-433-77461-5
    発刊日:
    2021-11-26
  • 定価 ¥3,300 (税込)

  • 商品の紹介

    借地権、定期借地権、区分地上権、使用借権、地役権、通行権etc.の他人の土地を利用する権利をどのように評価するか?明確な評価基準がなく判断に迷いやすいケースについて合理的な評価の根拠を探り、裁判例等を交えて実践的に解説しています。

    ──────── 目 次 ──────── 

    第1章 土地利用権と経済的価値
     1 土地利用権とは
     2 土地利用権の様々な形態
     3 評価に先立つ権利の存否の確認
     4 土地利用権と経済的価値の有無
     5 土地利用権に経済的価値が認められる場合とその程度

    第2章 借地権とその価格 ~借地借家法が適用される普通借地権~
     1 借地借家法が適用される普通借地権とは
     2 借地権があっても借地権の価格があるとは限らない
     3 借地権価格が発生する要因
     4 借地権価格の評価例
     5 地上権と賃借権の価格の差
     6 更新料の性格とその水準
     7 名義変更承諾料、増改築承諾料、建替承諾料の性格とその水準
     8 借地条件変更承諾料の性格とその水準
     9 借地上の建物の登記簿上の表示と借地権の対抗力
     10 取引慣行の成熟の程度の低い地域における借地権の評価
     11 決定地上権とその価格

    第3章 定期借地権とその価格
     1 定期借地権と普通借地権の本質的な相違点
     2 定期借地権の3つの類型
     3 定期借地権にも価格が発生するか
     4 前払地代方式による定期借地権設定契約と価格との関係
     5 定期借地権の評価に当たって特に留意すべき事項
     6 他の評価基準による定期借地権の評価規定
     7 事業用定期借地権の設定契約書(公正証書作成時)の一例

    第4章 借地借家法が適用されない土地利用権
     1-1 使用借権とその価格(賃借権と使用借権の相違点)
     1-2 使用借権とその価格(使用借権にも価格が認められるか)
     1-3 使用借権とその価格(使用借権の価値割合)
     1-4 使用借権とその価格
        (相続税の財産評価における使用借権の評価規定)
     1-5 使用権とその価格
        (相続税の財産評価において使用貸借とみなされた事例)
     2  一時使用の借地権
     3  民法上の賃借権とその価格

    第5章 その他の土地利用権
     1 地役権とその価格
     2 区分地上権とその価格(権利の内容と鑑定評価の手法)
     3 区分地上権とその価格(評価例)
     4 温泉利用権(引湯権)の付いた土地の価格

    第6章 場所的利益とその価格
     1 場所的利益とは
     2 場所的環境(場所的利益)を認めた代表的な判例
     3 場所的利益と借地権価格との関係
     4 判例における場所的利益の算定方法

    第7章 土地利用権と表裏一体となる権利
     1 普通借地権の付着した土地(底地)とその価格
     2 事業用定期借地権の付着した土地(底地)とその価格
     3-1 借家権価格(不動産鑑定評価基準における借家権の評価規定)
     3-2 借家権価格(借家権価格の試算例)
     3-3 借家権価格(借家権価格をめぐる様々なとらえ方)
     4 定期建物賃貸借契約書の一例

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